大雪 熊穴にかくる

石庭 雑記(二十四節気など)

令和元年12月7日は大雪です。令和二年も同日で12月7日です。
寒くなってきます。平野部で雪が見られる地域もでてきます。雪には六華(りっか)、銀花、風花(かざはな)などの異称があります。花に見たてた綺麗な印象です。豪雪地帯では綺麗とばかりも言っていられないかもしれませんが。
12月になった、年の瀬が近いという印象のほうが強い時期かもしれません。12月はやる事、イベントが多い月です。人によってはもう一年が過ぎたと驚愕する月でもあります……。

熊が冬眠する時季とあります。本州にいるのは月輪熊(ツキノワグマ)で、胸に三日月型の白い斑があるのが特徴です。北海道にいる羆(ヒグマ)は極めて危険なので人間でも注意が必要です。蛇や蛙の冬眠は活動を完全停止しますが、熊の冬眠は半覚醒のような状態で、目を覚まして場所移動することもあります。ですから、熊はもう冬眠しているから山にはいないなどゆめゆめ思ってはいけません。メスは冬眠中に出産し、子は母乳で春まで育ちます。

彼等には冬を眠るといふことあり (相生垣瓜人(あいおいがきかじん))

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