雑記(二十四節気) 現代に残った迷信 六曜 先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口と暦にあるのはどういう意味でしょう。もとは時刻の占いですが、あとから俗化した解釈が入りこみました。現代にいまだ残る六曜について。 2021.08.18 雑記(二十四節気)
小説を読む 春にして君を離れ [アガサ・クリスティー] 作者アガサ・クリスティーの人間観察眼と、推理小説で培った技法がうまく融合し、結婚のある種のリアルを浮き彫りにした稀有な作品『春にして君を離れ』について、シェイクスピアのソネット引用をはさみつつ書きます。 2021.07.22 小説を読む
小説を読む 三四郎 [夏目漱石] 夏目漱石『三四郎』は宙ぶらりんを書いた小説であることを指摘したうえで、やっぱり読者が(筆者も)気になる美禰子(みねこ)とのことに焦点をあてて書きます。 2021.04.29 小説を読む
小説を読む ローウェル城の密室 [小森健太朗] 推理小説・ミステリーとは何か? それはいったん置いておきませんか。だめですか。奇抜なトリック『ローウェル城の密室』について書きます。 2021.02.13 小説を読む
小説を読む いちご同盟 [三田誠広] 青年期、いえ十代が読むのに適齢と思える小説が『いちご同盟』です。それはけして子供向けという意味ではありません。本作の成長小説としての側面について書きます。 2021.01.04 小説を読む
小説を読む パイの物語 [ヤン・マーテル] 「神を信じたくなる話」と冒頭で老人が言うところから始まる『パイの物語』。それはいったいどういう意味なのでしょうか。『ライフ・オブ・パイ』として映画化もされた小説から読みとれることとは? 2020.11.23 小説を読む